最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

 親が本気じゃないとダメだと思う。でも、大抵の親は本気だよ。特にピアノ専攻やヴァイオリン専攻では、二歳とか三歳から音楽やってて当たり前だから。小学校から始めたら、遅くてハンデがあるねって言われるくらい。

演奏家は体力勝負だもの。ハードなのよ、コンクールの前に掌いっぱいの砂糖を食べるピアニストもいるくらいだから。年とともに体力は衰えていくでしょう。入試に何年も書けたら、もったいないのよ。だったら他の大学に入って、早くプロとして活動し始めたほうがいい。

油画を描くのに必要な道具・・・なかなかに大きな鞄が必要となる。・・・入試当日は、エレベーターが使えないんです。そして困ったことに、油画の試験は絵画棟の5階とか6階で行われるんです。・・・運動不足の人は顔真っ赤にしてますね。途中で離脱してしまう人もいると思います。『ハンター試験』って呼ばれてますね

ふと、理想の音にハッと気づいたりするんです。最初は偶然鳴って見つけることもありますし、あるいは他人の演奏を聴いて、こんな音を出したいって思ったりすることもあります。

技術は習うことが出来ますが、それを使って何をするかは、自分で見つけるしかないんです。やりたいことがないと潰れちゃいますし・・・売れる方法なんかは自分で探すしか無い。そもそも売れる方法は、教授にだってわからないんですよ。藝大で評価されなかった人が、大成功することもありますからね

 

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

 

 

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