スタートアップ

投資家に転じた当初、こんなにもひどいアイデアしか思いつかない人たちばかりだとは想像もしていなかった。だからやる気を失ったのだ。

 

「すべての問題が偏頭痛級ではないということ。スタートアップで成功したいならどうすべきか。顧客にとって本当に深刻な問題に絞り込んで解決策を見いだすこと。そうすれば成功の確率を大幅に高めることができる。顧客の問題を分類すれば、単なる頭痛か耐え難い偏頭痛のどちらか。単なる頭痛も嫌だけれども、そんなに深刻に考えない。痛み止めを飲むかもしれないし、飲まないかもしれない。どちらにせよ、いずれ頭痛は消えてなくなり、一時間後には覚えてもいない」

 

人が欲しがっているのは、自分たちが抱える問題の解決策。だから最初からあなたの事業がうまくいっていないのなら

あなたは存在しない問題の解決策を作った

あるいはあなたの顧客は問題があると認識していないのか、それともお金を払って解決するほど重要な問題だと思っていないのかのどちらか

あるいはあなたの解決策では、現実には顧客の問題を解決できない

 

成功する起業家はきちんと向き合える。それこそお手本とすべき強さの一つ。

STARTUP―アイデアから利益を生みだす組織マネジメント―

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