- あのバカ、楽しそうだなあ なんにも気にならないんだもんなあ ああ、ぼくもバカになりたい 待てよ、もうなっているのかもしれない
- 僕たちは就職活動が始まる前から、もうつかまっていたのだ。金と世間体と生活の安定と言う罠に引っかかってしまっていた。そして魂を売りに出した。
- あら、いらっしゃい、おバカさん!(テキサス・ガイナン(ニューヨークの女優兼クラブのホステス)が常連客に言った言葉)
- 大脳とはすばらしい器官だ。朝目覚めると同時に働き始め、会社につくまで働き続ける。(ロバート・フロスト)The brain is a wonderful organ. It starts working the moment you get up in the morning and does not stop until you get into the office.
- マスターベーションのいいところは、わざわざドレスアップしなくてもいいことだ。(トゥルーマン・カポーティ)
- 彼は人生を百八十度転換した。以前、彼は憂鬱でみじめだった。今や彼はみじめで憂鬱だ。(デイヴィッド・フロスト)
- 投資銀行では何でも3段階で行った。顧客の獲得のための売り込みも、取引も、辞めようとするバンカーを非難するのも。欲望、恐怖、放棄。これが3つのステップだ。まず金と成功に話を吹き込む。欲望と金儲けがバンカーにとっての究極の催淫剤なのだ。相手のエゴをなでさすり、相手の耳に快い言葉をささやく。大まじめの顔で。これがうまくいかないときは、第二段階に進む―恐怖だ。顧客を脅し、自信を失わせる。うちの投資銀行を使わないと、失敗して、みじめな思いを味わうことになるぞと。金で釣れない顧客でも、恐怖心を植え付けることで所期の目的が達せられることがある。最後に、これでもうまくいかないときは、驚くほどあっさりと放棄、手放してしまう。取引の可能性がないなら、しゃべるだけ時間の無駄だ。
- 1週間たった時、彼はパートナーの一人に怒鳴られたと言った。夜の八時半まで仕事をしているのを見つかったというのだ。「君はもう投資銀行屋じゃないんだ」。そう言われたそうだ。「君には頭を使ってもらうために給料を払っているんだ。一晩中こんなところで働かせるためじゃない」。自分の頭で考える方法を思い出すのに2,3週間かかったと彼は言った。
- 道を間違っているのなら、走ったって仕方がないじゃないか。(ドイツのことわざ)
ウォールストリート投資銀行残酷日記―サルになれなかった僕たち
- 作者: Peter Troob,John Rolfe,ジョンロルフ,三川基好,ピータートゥルーブ
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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