漫画201710
キングダム☆☆☆☆
蒙恬ファンにはたまらない巻になりました。紀彗もかなりいい奴なので(歴史書で見たことがないので、架空の人物だと思われますが)、なかなかどうして、読者からすると心理的に誰に加担すればいいのか複雑になりますね。
その点、趙王は財政健全化を先送りして将来世代に負担を増やす日本の政治家を想起させるゴミクズっぷりで、胸熱でした。
ぐらんぶる☆☆☆☆
いま間違いなく一番面白い不条理漫画、さすがに裸祭に飽きてきたのか本巻の露出は控えめ。千紗ちゃんとはベクトルの違う毒舌キャラ投入に原作者の引き出しの多さを感じます。美少年の彼にその属性付けちゃう!?って驚きも効果的でした。相変わらずダイビングはまったくしませんが、この勢いで突っ走って欲しいです。12巻くらいで綺麗に終わることができれば伝説になりそう。
このコマで!?ってなった人は買いましょうw
花よりも花の如く ☆☆☆☆
ゆっくりと読み進めています。テーマは能となかなか敷居が高そうですが、成田ワールド全開でまったく高さを感じさせません。相変わらず成田先生最高です、サイファも大好きでした。
こちらは5巻の一コマ、ワンフレーズでグッと心を掴めるのってやっぱりすごい。
最新刊まで追いつきました。 こども能楽発表大会の話は本当によく出来た話だなぁと感心させられっぱなし。ヲチまで完璧なエピソードでした。
花よりも花の如く 1 【電子限定特別編集版】 (花とゆめコミックス)
- 作者: 成田美名子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2015/04/28
- メディア: Kindle版
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ☆☆☆
安定のダンまち、プロットも作画もすべてが安心です。ファミリアクロニクルはともかく、外伝のソードオラトリアを並行読みしていると時間軸で混乱しますが、まぁ面白いからいいや。ぶっちゃけ、フィン様が出ただけで私は満足です。全体的に優しい世界で若干緊迫感が足りないので、少しエグい展開も期待。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(9) (ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 大森藤ノ,九二枝,ヤスダスズヒト
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/09/25
- メディア: コミック
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア(9) (ガンガンコミックスJOKER)
- 作者: 大森藤ノ,矢樹貴,はいむらきよたか,ヤスダスズヒト
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/06/13
- メディア: コミック
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)
- 作者: 大森藤ノ(GA文庫/SBクリエイティブ刊),桃山ひなせ,ニリツ,ヤスダスズヒト
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/03/13
- メディア: Kindle版
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約束のネバーランド☆☆☆
漫画201708で
変な引き伸ばしもしにくい構造だし(プリズンブレイクばりにブレイクした後も続けるなら分からないけど、少なくともSeason1は終わりだろう。)、どのような着地をするのか*1ワクワク
って書いたんですが、まさかのプリズンブレイク路線突入(ぶっちゃけ知ってたけど)。ネバーランドとは?みたいな核心に迫っていくのはいいんですが、これまでのプロットが緊張の凝縮みたいな感じだっただけに、若干ダラケてしまうのが残念なところ。
約束のネバーランド 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 白井カイウ,出水ぽすか
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/09/04
- メディア: Kindle版
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ウィッチクラフトワークス☆☆☆
途中でストーリーが分からなくなって積読していたので、1巻から再読。11巻で2人の過去や傷の秘密はある程度判明、ギャグパートと真面目パートのバランスはこれからどうなっていくんでしょうか。プロットに飽きはないのですが、どうも「乗り切れなくて惜しい」感じがずっと続いています。絵柄は好きだし、ギャグパートはたまに面白いのでもう少し様子見。しかし霞ちゃんはどんどんだめになっていくなぁ・・・笑。魔女ものだと今はふらいんぐうぃっちが好きです(ジャンルぜんぜん違うけど)。
3月のライオン☆☆☆
10月からアニメ2期開始、本巻の将棋パートは二海堂メインで主人公は瞬殺w。遠慮なく主人公を負けさせることができるのって将棋ならではかもしれません(高校野球だと、こうはいかない)。ちょっと本編が少なくて物足りなかったですね。ストーリー的には次の山場待ち。
3月のライオン おでかけエコバッグ付き特装版 13 (ヤングアニマルコミックス)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2017/09/29
- メディア: コミック
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とつくにの少女☆☆☆
独特な絵柄と世界観、絵本のようなストーリー、魔法使いの嫁が好きならこちらも楽しめそうです。あえてMIST的な鬱EDに持っていくのも、この作品ならありかもしれません(後味悪くて好きじゃないけどね、フィクションだと特に)。
ネコと鴎の王冠☆☆☆
アンナちゃんがとにかく可愛すぎて、嫉妬でイライラしてくる漫画。序盤は構成が若干雑だなと感じたが、後半はスムーズになったので問題なし。基本的に善人しか出てこない優しい世界で、ビールの豆知識も増えて満足。飽きが来ないように&もう少し読みたい!と思わせる戦略(漫画1冊に対して主人公1グループ?)も上手く機能しそう(スターシステムに拡張可能だし)。
あめつちだれかれそこかしこ☆☆☆
独特な世界観が魅力のあめつち~。シュールなギャグがいい味出してます。夏目友人帳とか天狗の子が好きな(だった)人ならハマりそうです(自分自身は夏目友人帳ハマれませんでしたがw)。
こちらは1巻の一コマ
狐ちゃんがとにかく可愛い。あと祖父の稲造が滅茶苦茶。
賢者の孫☆☆
特にストーリーも進まず、これといって面白くもなかった。次巻に期待。
恋愛ハーレムゲーム終了のお知らせがくる頃に☆☆
作者が作者なだけにかなり期待していたんですが、プロット微妙ですね。パニッシュメントがうまく機能しないと、任意のプレーヤーに逸脱するインセンティブがあるという意味でナッシュ均衡になっていないってのがポイントで、セリカさんが如何に(特に自分にとって)望ましい均衡を維持するようにインセンティブ設計考えるかってところが鍵になるんですが、・・・。そもそも全員が主人公を嫌いだというからセリカさんのスキームに正当性があるわけで、今後の展開次第ではただの自己中な人になっちゃいそう。今のところ、全体的に中途半端。
恋愛ハーレムゲーム終了のお知らせがくる頃に(2) (シリウスコミックス)
- 作者: 竜騎士07,緋賀ゆかり
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/10/06
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ウチの使い魔がすみません☆☆☆
変人が暴れる漫画。同じ展開が続き、個々のモンスターへの掘り下げが無いので、どうしても食傷気味に。テンポはいいので読めていますが、調理次第でもっと面白くなりそうなのに・・・と思いながらずっと読んでいます。絵は独特の味があって好きです。5巻くらいでフィニッシュ?
ブラッククローバー☆☆☆
ちょっと勢い無くなってきたなぁと思ってきたけど、ドンパチやって盛り返したかな?バトル展開好きなら何も考えず楽しめそうですが、根本的な疑問として、王撰騎士団(ロイヤルナイツ)試験をやる必要性って何なの?とプロットにツッコミ。必然性を感じないので、ちょっと戸惑います。少年漫画なので別にいいけど、年齢層高めの読者には物足りなくなってきたかもしれません。
キルシュ・ヴァーミリオンのキャラ最高です。
鬼滅の刃☆☆☆☆
相変わらず画力はあれだけど、ストーリーに合っていて問題なし。主要キャラをさらっと殺す潔さもいいですね、最近だとキングダム・ハンターハンターあたりも潔いです。ただ、できれば彼には鬼化してもらったたほうが、プロット的に深みが出たような気もしますけどね。
鋼鐵塚(はがねづか)さんは毎回お約束が最高すぎる。
斉木楠雄のψ難☆☆☆
プロットがしっかりとしていて、ツッコミのレベルも高いので安心して読めるギャグ漫画、5周年突破はすごいです。公認されたようなものだし、こち亀の後釜としても頑張ってください。本巻の個人的な当たり回は照橋さん回でした。
異世界食堂 ☆☆
アニメも好評だった異世界食堂、絵はきれいだしプロットもまとまっていますが、これといったオリジナリティもなく、ナンダカナーという感じ。今後の展開に期待。今のところ「のぶ」の方が好きです。
- 作者: 犬塚惇平(ヒーロー文庫/主婦の友社刊),九月タカアキ,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/09/25
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七つ屋志のぶの宝石匣☆☆☆
9月に漫画201709で87 CLOCKERSを通し読みした理由の一つは、次にこの漫画を読もうと思っていたからでした。マニアックな世界を舞台にいい感じのヒューマンドラマを展開することで定評のある二ノ宮先生(本人曰く取材漫画?)、今回は質屋・・・というか宝飾(宝石)業界。構想自体はのだめの頃からあったという2巻のあとがきが個人的に一番の衝撃でした。
リィンカーネーションの花弁☆☆
昔の偉人登場させてドンパチってテーマは思い出したような頻度で盛り上がる印象です。最近の火付け役はfateかな、2004年にスタート、放課後のカリスマが2008年スタート、ドリフターズが2009年スタートで、文豪ストレイドッグスが2013年スタート、リィンカーネーションは2014年スタート、最後発だけあって厨二病的超解釈のレベルは間違いなくトップです。画力は高いですがストーリー的な見せ方がイマイチで、超能力者を並べてるだけの印象を受けます。賢そうなプロットを書こうとして失敗している典型的なケースで、もう少し調理のしようがあったのではと思わずにはいられません。偉人要素を除けば、劣化版HUNTERXHUNTERにしか見えないのが返す返すも残念です。
ダーウィンズゲーム☆☆☆
転生しないけど仮想空間で俺TUEEE系、SAOとかBTOOOM!(ご都合展開が過ぎたので読むの止めたけど)とか、最近は異世界に旅立つ方が人気ですが、こちらも根強い人気です。画力も高いし、プロットも頑張っているので、読み続けられています。20巻くらいでしっかり納得感のある終わり方をしてくれればと期待しています。扶養家族が増えたので、マージナル・オペレーションみたいに扶養のための金策に走って、生活系バトル漫画に路線変更(どっかのバイキング漫画が一時的に農業漫画になったように)したら笑えたんですが、そんなことはなかった。
主人公グループが強すぎる時に取るべき選択肢は大きく2つで、制約を加えるか(12巻までの孤島に一人だけ飛ばす)バトルインフレ路線に走るかです。歴史的に後者は読者に飽きを生じさせるので愚策というのが一般的(DBを引用するまでもなく)な認識で、本巻で中国から「強いやつ」引っ張ってきたのは完全に誤りだったように思いますが、この先どうなるんでしょうか。どのようにインフレを回避するか、私気になります!
マージナル・オペレーション(9) (アフタヌーンコミックス)
- 作者: 芝村裕吏,キムラダイスケ
- 出版社/メーカー: 講談社
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劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アニプレックス
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海王ダンテ☆☆
リィンカーネイションの花弁にも書いた「昔の偉人登場させてドンパチ」系の変形版+最近流行の歴史モノ(キングダム、アド・アストラ、ヒストリエ・・・・)で漫画は皆川亮二と売れる要素てんこ盛りですが、あまり乗り切れませんでした。
冷蔵庫探偵☆☆
着眼点は面白いなと思ったのですが、事件がショボすぎるのか、あまり面白くありませんでした。気が向いたら2,3巻も読むかな・・・。
ボルト☆☆
劣化版ドラゴンボール、全体的に乗り切れませんでした。少年なら楽しめると思います。
BORUTO―ボルト― 3 ―NARUTO NEXT GENERATIONS― (ジャンプコミックス)
- 作者: 池本幹雄,岸本斉史,小太刀右京
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/05/02
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*1:o(´∀`)o