漫画201708

てのひらにアイを

 バカエロ枠の監獄学園のストーリーが崩壊し、完全に惰性で読むだけの漫画になってしまったので、後釜として期待される手のひらにアイを。

  • 「バレーをしない度」はぐらんぶるの「ダイビングをしない度」と同等
  • 「バカエロ度」は初期の監獄学園ぜつりん!と同等
  • テニヌ度はテニヌの王子様レベル 

と非常に完成度が高い(言うまでもなく、知的レベルは絶望的に低い)。何というか戸愚呂弟・・・じゃねえや、ヒカリ先生やばすぎぃ。今後も期待。

てのひらにアイを! 4 (ビッグコミックス)

てのひらにアイを! 4 (ビッグコミックス)

 
新テニスの王子様 21 (ジャンプコミックス)

新テニスの王子様 21 (ジャンプコミックス)

 

 ちはやふる

こちらも総決算に入りつつあるヒット作。まつげくんの進化が止まらない。

ちはやふる(35) (BE LOVE KC)

ちはやふる(35) (BE LOVE KC)

 

銀の匙

 久しぶりの続刊、僕らはみんな河合荘の律ちゃんとは違う『じれったさ』を感じるバカップルもようやく・・・と思いきや、また新たな展開が。八軒の3年間の成長も実感できて、素晴らしいストーリーテリング

銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)

銀の匙 Silver Spoon 14 (少年サンデーコミックス)

 

約束のネバーランド 

次にくるマンガ大賞でまったく面白くない「かぐや様は~」に次いで二位にランクイン、というかすでにマンガ好きの間では評判が確立しつつあるので、今更なにを?感がすごい今作も佳境の4巻に突入。「かぐや様は~」と違って賢い設定の3人がちゃんと賢く見えるので、設定が破綻していなくて安心。逆にこれ以上プロットを作り込むとHUNTERXHUNTERのクラピカみたいに賢すぎる&設定が複雑すぎて読者の一部が置いていかれかねないので、これくらいでOK。変な引き伸ばしもしにくい構造だし(プリズンブレイクばりにブレイクした後も続けるなら分からないけど、少なくともSeason1は終わりだろう。)、どのような着地をするのか*1ワクワク

銀河英雄伝説

 原作は超有名SFで作画が藤崎竜とかいう、絶対に失敗しない銀英伝の第7巻。ファウンデーションもコミカライズされており、SFファンには嬉しい時代。さて、一頻り(ひとしきり)の前座が5巻でようやく終わり(旧帝国暦/宇宙暦時代)、いよいよヤンとラインハルトの直接対決が本格化。wikiにもあるが、アスターテは設定が掘り下げられており、納得感が増している。なおエルラッハの戦死はカットされた模様。オーベルシュタインはフジリューにどうされちゃうのか気になる。

ざっくり年表

  1. ---
  2. ---
  3. 第六次イゼルローン(794/485)
  4. 第六次イゼルローン
  5. 第六次イゼルローン、第三次ティアマト(795/486)
  6. 第四次ティアマト(795/486)、アスターテ(796/487)
  7. 第七次イゼルローン(796/487)
銀河帝国興亡史3 ファウンデーション 対帝国(CLASSICS OF SCIENCE FICTION)

銀河帝国興亡史3 ファウンデーション 対帝国(CLASSICS OF SCIENCE FICTION)

 

 理系が恋に落ちたので証明してみた。

 全体的に薄っぺらいけど、どこかで恋愛頭脳戦を繰り広げている天才たちよりは知能レベルが高い。よく考えたらこいつらM1の設定だし、こんなもん?絵もきれいだし、娯楽作品としてはそれなりに面白い。

理系が恋に落ちたので証明してみた。(2) (メテオCOMICS)

理系が恋に落ちたので証明してみた。(2) (メテオCOMICS)

 

育てち魔おう

 友だちに勧められて4巻まで通読、ばらかもんが勢いを失いつつあるので、今後の子育て漫画枠(なんだ、この枠・・・)は「甘々と稲妻」と「育てち魔おう」の二本柱か(あとはよつばと!だけど休載してるし・・・)。 

育てち魔おう!(1) (講談社コミックス)

育てち魔おう!(1) (講談社コミックス)

 
甘々と稲妻(9) (アフタヌーンKC)

甘々と稲妻(9) (アフタヌーンKC)

 

ファイアパンチ 

気違いが出てきて方向性を見失った意味不明漫画、ようやくあいつから解放されたと思ったら、今度は主人公が頭おかしくなった。打ち切り不可避。

キングダム

 趙との決戦最終幕、とりあえずバジオウ強すぎんよ。

李牧の死を最後まで見届けないとね。

死役所

 次で大台の10巻!!頑張れ。

死役所 9巻 (バンチコミックス)

死役所 9巻 (バンチコミックス)

 

魔法少女オブジエンド

ぼちぼち完結するとのことなので、15巻まで通読。3-40年にわたる歴史的背景から「魔法少女・魔女っ子=正義」という図式が我々日本人の脳内には刷り込まれているわけだが、こうした図式をぶち壊し(魔法少女まどか☆マギカなど)+不条理世紀末グロい系(漂流教室1972-、ドラゴンヘッド1994-、アイアムアヒーロー2009-)=魔法少女オブジエンド、というのが個人的な位置づけ。プロットはそこまで複雑ではなく、驚きはないが、だからこそこういう作品にありがちな「ちゃんと終わるんだろうか?」という不安感やあまりに唐突な尻つぼみ的突然死を迎えないだろう安心感があってよい(アイアム~はひどかった)。

 東京タラレバ娘

テレビドラマ化もされた東村アキコのスマッシュヒット作もようやく完結。全国のアラサーの心を無慈悲なまでに傷つけ、20歳代前半女子の焦燥感を煽った結果、婚活市場に若年層女子の供給が増加したため、さらにのんびり系アラサーの環境が悪化するという悪夢展開もあったとかなかったとか。最近の東村さんの作品だと「主に泣いています」も「かくかくしかじか」も、あんまり印象には残らないけど、まぁハッピーエンド?みたいな銀魂的なエンディングを迎えており、この作品もそんな感じで終幕。真面目に書けば、この漫画も傑作になったはずだろうけど、勿体無いとか考えずにガンガン消費し尽くすのが東村さんらしいと言えばらしいか。

この漫画の本番はとにもかくにも巻末の「タラレBar」だった、最後の最後まで。

 斉木楠雄のΨ難

 安定のギャグレベル、照橋さんは少年漫画史上でもトップレベルのヒロインキャラでは?実写映画版のお父さんとお母さんは田辺誠一内田有紀とかいう謎の豪華さで失笑

 恋は雨上がりのように

積読していたので、一気に3巻読み。良くも悪くも平常運転。このまま最後までスタイリッシュに駆け抜けるのか、プロットに爆弾落とすのか。

 異世界居酒屋のぶ

アニメでは異世界食堂が絶賛放映中なわけだが、個人的にはこちらも捨てがたい。安定した画力としのぶちゃんの可愛さ、いい人しか出てこない優しい世界が心地いい。 

異世界居酒屋「のぶ」(4) (角川コミックス・エース)
 

 賢者の孫

 現在猛威を奮っている異世界転生俺TUEEEE系漫画。こういう系統が流行るということは、それだけみんなこういうものを読んでカタルシスを得たいと思っているわけで、それだけ日常生活に不満があるのか。高いレベルでまとまっているので、オススメの俺TUEEEE系、アニメ化必至

賢者の孫(4) (角川コミックス・エース)

賢者の孫(4) (角川コミックス・エース)

 

 ブラッククローバー

積読していたので2巻一気読み。友情・勝利・努力のジャンプ3原則を忠実に守る漫画。アスタのリカバリーはもう少し引っ張ってもよくね?と思うくらい呆気なくてちょっと拍子抜け。アネゴレオンのキャラはいい感じだけど、プロット的な驚きはないだけに、ここからどうするのかしら。

ブラッククローバー 12 (ジャンプコミックス)

ブラッククローバー 12 (ジャンプコミックス)

 

 鬼滅の刃

 台詞回しの変な漫画、プロットは王道展開なのだけれど、キャラ力が際立っていて、謎の魅力。

鬼滅の刃 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

 THE NEW GATE

 SAO派生系、積読していたので一気読み。俺TUEEEE系ではあるのだけれど、割りとちゃんとファンタジーやっているので好印象。4巻で人気のツバキちゃんがついに登場。

ザ・ニュー・ゲート 4 (アルファポリスCOMICS)

ザ・ニュー・ゲート 4 (アルファポリスCOMICS)

 

山賊ダイアリーSS

 山賊ダイアリーは終わったのか?真偽のほどは知らないが、続編が出たので。相も変わらずスローライフを都会に住む我々に見せつけてくれる。恐らく一生使うことのないサバイバル雑学をたくさん学べ、これで世紀末が来ても大丈夫だとまったく根拠のない自信につながる。

 ダンジョン飯

 4巻で大団円で終わってもよかった気がするダンジョン飯。こういう展開になるなら、初めからファリン救出とかいう目的を掲げずにダラダラ日常系にしていればよかったのでは、と思わなくもない。相変わらず面白いけど、ちょっと息切れ感。

 からかい上手の高木さん

 となりの関くんのパクリかよ!という国民の無言のツッコミで始まった高木さんももう6巻。中学生なのに妙な色気のある高木さんには西片くんだけでなく読者もからかわれっ放し。ワイも高木さんにからかわれたいんや、西片くん頼むからそこを代われ。

*1:o(´∀`)o