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ガール

 奥田英朗の同名小説の5編の内の4編をピックアップして映像化、オムニバス形式の原作をわざわざゆるく繋げることによって何か化学的な効果でも得られるのかと思いきや、ほとんど登場人物間に絡みは存在せず、オムニバスのままで良かったじゃんという感想。こういう女性の心情とか葛藤とかを描くには何かしらスタンスを取って描くことになるため、必然的に「合わない」一定のアンチを生み出すことになる。このようなリスクを避けるためにはいわゆる玉虫色的なスタンスを取って、女性の幸せって色々あるし、どんな人生も一長一短だよね~みたいなお話にするのがいいわけだが、こうなると作品として何をいいたいのか視聴者にまるで伝わらず、結果的にわけわからんということになる。本作品に関して言えば、ある程度スタンス取ってーしかも割と同世代キラキラ女性のマジョリティからは共感されそうなスタンスーなので、まぁそういう意味ではいい作品なのかもね。もうちょっとドラスティックに日本版SEX AND THE CITY目指すってのも悪くはない気がするけど、そんな危ない橋は渡らないよね。

最大の突っ込みどころは何と言っても加藤ローサ、いわゆる女性漫画あるある「地味子がメガネ取ったらめっちゃ美人」をやるわけだけど、メガネかけてる時からすでに可愛いので、視聴者からするとなんで容姿に自信ないのか1ミリパーセントも理解できず、まったくわけがわからないよ。一番の問題点として、綺麗どころの女優がこれでもかというくらい採用されているため、世の男性の大半は女心を理解するために見てみたとしても、見終わった後に「香里奈麻生久美子吉瀬美智子板谷由夏加藤ローサも、そして檀れいもみんな美人やね~」(小並感)的な感想を抱くにとどまり、肝心の内容がまるで頭に入ってこない点があげられるかもしれない。

ガール DVD カジュアルスタイル (通常版)

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