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ゴールのためのビジネス経験則

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選手には3つの要素が必要だと言うんです。1つはもちろん足。これは技術も含まれます。もう1つはハート。強いメンタルがあるかどうか。そして最後は頭。状況判断や戦術への理解があるかどうかです。例えば、技術が劣っていても、ポジショニングによってそれを補い、かつボールを追える心の強さがあれば、その選手は足りない部分をカバーできる。3つの項目で10とすれば、人によってその比率は異なっていてもいいんです。3つの要素すべてを備えているかどうかが大切なんです

『悩みを打ち明けるのは決して恥ずかしいことではない。風船にたとえ、悩みを空気とするならば、適度に空気が入っている状態ならば大丈夫だ。だが、過度に空気を溜めすぎて、その風船が割れてしまえば、もう修復不可能だ。それが風船ではなく人間だったら精神的に破綻してしまう。だから限界まで溜めずに、適度に空気を抜くことも大切なんだ』ショーン・ソリアーノ(元ペルージャ)

「一番重要なことは、自分が今やっている仕事を愛するということです。最大限に情熱を持って仕事に取り組めば、自分がその組織やチームに所属していることを誇りに思い、自分たちの組織を愛するようになります。誇り、愛、情熱を組み合わせることによって、素晴らしいチームや会社を作っていくことができると思います」アフシン ゴトビ

「選手が楽しめるような練習の中で競争し、常に選手たちへベストを尽くすことを要求するのです。その練習も、しっかりと休暇を与えることで良い質を保たせなければなりません。そうすると、選手たちとの間に信頼関係というものが作られるのです」

「現代の監督は、選手、スタッフの役割や立場が何であろうと、彼らをリスペクト(尊重)しなければなりません。そして彼らが大きな組織やプロジェクトの一員なのだということを感じさせる必要があります。皆が自分たちの仕事をしていく中で、自分の成果に対して利益を得られるようにしていかなければならない。そうすれば、もっともっと己を出していこうと思うはずです。とくにアジアは上下関係があったり、下の立場にある人が上の立場の人に意見を言ったり、主導権を執った、先手を打って動き出したりしてはいけないという雰囲気があります。でも、そうすると結局は、若い人や下の立場の人は活躍の場を失い、モチベーションが持てない人になったり、考えて決断する能力が欠けていってしまうんですね。そこを我々が守ってあげなければなりません。アジア特有の考え方を変えることが、我々マネージャーや管理職の起こさなければならない革命なのです」

「組織の中でバランスを取りながら、選手スタッフを守りつつ、彼らがアクティブに振舞えるようにしていく。それが挑戦なのです」

「外国人か日本人か、ベテランか若手かは関係なく、学歴も関係ありません。選手たちは毎日、彼らのパフォーマンスに対して評価が下されます。監督は選手の質をもとに選んでいますから、その人が有名か、無名かも関係ないのです。そこで監督である私と、選手たちとの間に信頼ができて、選手たちは私のために戦ってくれるのです。練習の方法やパフォーマンスが良くなれば、もっと彼らの出場時間は増えるでしょう。そうすれば、自分たちが達成したものに対して報酬を得られます。個々の質を高めることによってチームとして健全な雰囲気が作れるようになるのです」

我々がしなければならないことは、ミスをすることです。ミスをしても構わない。それは我々が学んで成長していく方法なのです。ミスをする恐れがなくなれば、リスクを冒していいときに冒せる人間になり、もっと決断するべきときに決断できるようになる。それが組織を成長させることにつながるのです。

「他人と接するときに必要なのは、周囲の人たちにパワーを与えていくことです。仕事を始める前に、自分たちの夢を達成するための人選をしなければなければなりません。しっかりとした人選ができれば、課題を克服していく方向へ向かっていきます。また同時に正しいグループ構成も必要です。互いに得意な分野が異なり、能力が補える2人がいたとしても、水と油のような関係性だったら仕事はできません。例えば11本の脚が付いているテーブルがあったとします。これはサッカーのピッチに立っている選手を表します。すべてが一番良い純金でできていたとしても、1本だけが短かったりすればうまく機能しないですよね。組織も同じです。その役割に最高の人だけを見つけるのではなく、全体で新しいチームを作っていかなければならないのです」

自分自身に正直に、何を愛し、何に情熱を持っているのかを見つけたら、それに向かっていけば良いのです。私の両親や友人は、サッカー選手やコーチになることに反対や疑問を抱いていたでしょう。でも、ほかの人の考えは関係ない。私は自分の野望に対して、しっかりと目を向けていたので、何か問題が起きてもそれは問題ではなく、自分にとっての挑戦だと思っています。

gendai.ismedia.jp

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