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小室直樹の世界―社会科学の復興をめざして

 生涯で自分がいい本だと思ったら、その名著を最低十冊はまとめて買いなさい。そして最低100回は読みなさい。すると著者が何を言いたいのかわかるし、またある時は眼光紙背に徹すといって、著者以上に物事がわかってくる

方法論と学問基礎論と実証の研究をやったため学会から弾圧された

富永健一は、大学に職を得られなかった理由について、小室の学問上の業績ゆえではなく、小室のパーソナルな面、すなわち、人の悪口をいう点、批判する相手を決定的やっつてけてしまう点にあると述べる。推薦状が1番ものを言う学界では、そのような面をもつ人間を推薦したものにまで累が及ぶため、誰も小室を推薦しないのだと。

さっきから、どうして、どうして、どうしてと言われましたけど、それは学者に対する質問としては無意味なんでしてね。学問というのはね、衝動ですからね。やりたいからやるんであって、別に学問をやる義務なんてなんにもない!

小室は買っていた黒猫の「クロ」を化け猫にする実験を繰り返している。…しかし、実験は全て失敗。結局、クロは化け猫にならなかった。

科学であるかないかを決定するメルクマールは、その対象の如何ではなくて、方法にある。

 

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